「ボヘミアン・ラプソディ」

クイーンもフレディー・マーキュリーも
すごくファンというわけでなく
まぁ、時代的には聞いてはいますが
そんなにファンというわけではないですが・・・
いやぁ、良かったです。
感動しました。
最後の曲が始まる時には号泣。
嗚咽がもれやしないかとちょっと控えめに泣こうと思いましたが
一度出始めた涙は止められませんでした。
エンドロールの頃には疲れちゃったくらい＾＾；
少しストーリー的には端折っているいて
わかりづらいところもあったけど
それでも彼が生きていた証は見届けた感があります。
紆余曲折、辛いこともたくさんあっただろうけど
バンドの仲間、元奥さん、パートナー、仕事仲間と
最終的には素晴らしい人に囲まれて
素敵な人生だったと思いたい。
フレディ役の彼は生き写しのようでした。びっくり。
もう一度、今度はもっとじっくり見たいと思う。

「３月のライオン」前・後編

今日は１日家にいたので続けて２本見ちゃいました。

キャストは結構良い。
島田さんなんて最高！！！二階堂もいい！！！
もちろん零くんはいいに決まってる＾＾
肝心のストーリーですが。
前編は零くんの今までと立ち向かうべきものの紹介？的な感じ。
で、後編でそれらと戦う零くんや周りの人々。そして未来へ！ですかね。
ただ、やっぱりベースとなる零くんの今までの人生や
川本家の内情が暗い話なので
どうしてもシリアスになってしまって・・・。
漫画だとそんな話の合間でおねいちゃんのほんわかした所や
モモちゃんの天真爛漫なところとか
川本家の猫たちとか・・・
将棋連盟の皆様方のやたらと明るい場面とか・・・
くすくす笑えるところ満載なんだけど
映画だとそうもいかず・・・
すごく暗い展開でしたね・・・。
しかも後編の川本家のお父さんとの場面で漫画とは違う展開になって
すご〜く零くんが気の毒でかわいそうでいたたまれない場面があり
ちょっと納得いかないっていうか。
あれがあったから将棋と向き合い
さらに一人で戦っていたと思っていたけど
実は周りのみんなに助けられ頑張ってきた！
ということに気づけたんだと思うんだけどさぁ。
それでも、今まで家族の愛情を求め続けてきた零くんには
あの行動はちょっと気の毒すぎました。
それに将棋を全く知らない私は
大逆転の勝利も何が何だかわからず
零くんの心の動きがちょっとわかりずらかったです＾＾；
期待が大きかっただけに・・・
星は２つかな。

「本能寺ホテル」

面白かったです。
ですが・・・
「プリンセス・トヨトミ」と監督が一緒で
主演も綾瀬はるかと堤慎一で
なんか映画のテイストも一緒で・・・
時代背景は同じでも
ストーリーは全く違うはずなのに
なんかパート２を見ているようで・・・
う〜ん・・・このテイストはもういいかなぁ〜って感じでした＾＾；
あっ面白かったですよ、お話は＾＾
濱田岳くん・・・まさかの森蘭丸って
私も「イメージ違うでしょ！！！」って思いましたから＾＾；
娯楽映画としては楽しく見れました。
星は２つです。

「君の名は」

今更ながら・・・見ました。
良かったです。
時空の歪みも入れ替わりも
最後はすっきりと全てが繋がって。
「君の名は」という題名も全てすっきり納得。
すごく面白かったです。
WOWOWで２時間でやってたけど・・・
ノーカットかなぁ〜・・・。
ノーカットならいいなぁ〜。
エンドロールまでちゃんと入ってた。
あれ、主題歌もいいけどエンディングの曲もいいね＾＾
星は４つです。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

１日中家で静養。
で、見た映画。
最初、何が何だかさっぱり。
でも、よくよく考えたらそういうことか＾＾と。
ただ、時の流れが逆。
・・・でも１日の流れは一緒？
ちょっと？？？って思うけどまぁ、細かいところは置いといて。
なかなか切ない話でした。
お互いがわかっている時期は２０歳の時の３０日間のみ。
あとはどちらかは気づいていてもどちらかは知らない。
その事実を知った上でのその時々の会話。
面白かった。
福士くんの演技はあまり好きじゃないから
ちょっと残念なところも多かったけど
それを差し引いてもよかったかも。
星は３．５・５です＾＾；

「悪人」

アカデミー賞を総なめにした作品だったので見たかった＾＾

観た後にいろんな事を考えさせられる重い題材でしたけど
本当に素晴らしかったです。
祐一は出会い系サイトで知り合った女性を殺した殺人犯。
そんな祐一と出会い系サイトで知り合い愛してしまう光代。
殺人者と言われればそりゃ悪人です。
殺してしまうなんて一番悪いに決まってる。
でも、犯罪にならなくても誰か傷つけてる。
祐一が犯してしまった犯罪も多くの人の心の奥に潜む悪が
積み重なって最終的に祐一が爆発させてしまったのかもしれない。
誘発させた事件は犯罪にはならない。
でも、誘発させた人は全く罪の意識など感じていない。
祐一の育ての祖母は祐一の事件が明るみに出た後
マスコミに追いかけ回される。まるで犯罪者のように。
でもその祖母も悪徳業者から何十万もの漢方薬を
脅され購入させられている。
犯罪者の親族も被害者だった。
でもそこはマスコミは知らない。
・・・善人だと思ってる人も
・・・被害者だと思っている人も
・・・誰にだって
悪人になる要素はあるってこと・・・。
祐一は逮捕される直前、光代の首を絞めて殺そうとする。
でも、その真実はきっと殺すことではなかったと思う。
もう少し、もう少し早く祐一と光代が出会っていれば・・・。

本当の悪人って・・・。
もしかして、全く罪の意識のない善人のことかもしれない。

星５つです。

「ボクの妻と結婚してください」

以前、ウッチャンが主演の連ドラを見たけど
織田裕二主演の映画版も見てみました。
ドラマも面白かったけど映画も良かったです。
映画の方がちょっとウルウル感が強かったけど
でも、簡潔ですごく良かったかも。
癌で自分がいなくなった未来を
自分がいるうちに作り上げていくという
「企画」として家族が一緒に作り上げていくという・・・。
旦那さんの「企画」を全て分かった上で作り上げていく。
吉田羊がすごく良かった。
笑って送り出すことに徹して旦那さんの「企画」に乗っかる。
・・・できることじゃないよね。
でも、旦那さんは安心して旅立ったんじゃないかなぁ。
エンドロールまですごく良かったです。
WOWOWの映画はエンドロールまでやってくれるからすごくいい＾＾
星は４つです。