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大好きなミスチルのことやドラマのことなんかを書いていきます♪
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角田光代著書です。
1999年のお受験殺人と呼ばれた事件をモチーフにしているようです。
この事件は・・・すごく印象に残ってます。
犯人の母親は自分の子供の同級生の妹を殺し
バックにつめて実家の庭に埋めた。
その実家が我が家のすぐ近くだったのでびっくりしました。
2歳の子供を殺してバックにつめて運ぶ。その異様な光景・・・。
動機は・・・よく覚えてないけれども・・・
小学校受験に関連して自分の子とその同級生との確執
もちろん子供同士の確執ではなく母親同士の確執。
そして、嫉妬。その怒りや妬みの鉾先が
一番小さく弱い存在の二歳の彼女に向けられたのでした。
小説内では殺人事件にまでは発展してないけれども
過食症になる母親、
やたらとお友達の動向が気になり嫉妬でがんじがらめになる母親、
子供に無理強いして結局子供が試験放棄してしまう母親・・・。
この辺りは田舎なので小学校受験も中学校受験も盛んではないので
あまり母親同士のぎすぎす感は感じられなかったですけど・・・
でも、確かによその子が出来てうちの子が出来ないと焦ったり
妬んだり・・・なんてのは私でも思ったりしました。
私は妬んだりする自分が嫌だったので
出来るだけそういう環境に自分を置かないようしていたかもしれないです。
よそはよそ、うちはうちと割り切れれば楽なんだと思う。
でも、集団の中にいるとそれも難しい。
これを読んでるとぞっとするんだけどでもこれが現実なんだとも思う。
母親も子供もいかに自分を持っていられるかが大切なのかな。
これもまた、難しいことなんだろうけどね。
子供の気持ちを一番に考えられれば良いんだろうけど
親っていうのは欲張りなんだよね。
子供には求めすぎちゃうのかもね^^;
とにかく、すごくいろんなことを考えるきっかけになる本でした。
子供は親のモノではなく
子供も一人の人間なんだと思わなくちゃいけないんだよ!
と当たり前のことを再認識しました。
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