「何者」

朝井リョウさんの本。
今度映画化されるので興味本位で読んでみました。
（だってミーハーだから＾＾）
自分を認めることって大変だよね〜って話？
なんか大変だね〜って感想しかない。
私はまだバブル崩壊前ギリギリの就職なので
夏休み前にほとんどの人が２つ以上の内定を持っていた時代。
解禁日の１０月１日はみんなが内定企業に拘束されて
ぶどう狩りやBBQへと連れて行かれてました＾＾；
そんな時代を生きていた私なので
こんなに大変な就職活動をしている学生さんを
尊敬せずにはいられないのです。
ただ、私は夏休み前にいただいていた内定先から
健康診断の結果（不整脈）で内定取り消しという
非情な宣告を受け
（これはかなり落ち込みました。だって健康体だから。
　その後の再検査してくれた病院の先生も
　内定取り消しに首をかしげてましたから。）
結局１０月１日の解禁日を待って小さい広告代理店を受験し
なんとか内定をもらったので少しは気持ちわかるかな？
と思ったりしますが
でも、今の氷河期に比べると全く違うと思います。
私もタクトのようなところもあると思うし。
誰だって人の幸せは妬んだりするでしょ？
そこさえも自分自身で認めないといけないんでしょうか？
なかなか追い込まれるよね、就活って。
娘も今、大学受験にトライ中ですが
いつか必ずこの問題にぶつかるんだよね。
強い心を持って臨めることを願うばかりです。
そんなことを考えさせられる本でした＾＾；
星は２つかな。