『風立ちぬ』

今朝は学校の旗ふり当番で責任者でもあったので
病院はお休みにさせてもらいました。
で、時間があったのでずっと見たかった
ジブリ映画『風立ちぬ』を見てきました。
もう公開からずいぶん経ってるので最初は私一人で
まさか貸し切り！？と思ってたら開演間近に
中学生３人組とカップルで計６人・・・なかなか静かでよかった。

感想ですが・・・。
今までのジブリ映画とは全く毛色が違います。
とても難しい映画でした。
飛行機を飛ばす事に命を懸けた設計士の堀越ニ郎の話です。
ただ、ただ飛行機を飛ばしたいだけだったのに
それは戦争の道具でしかなかったのかもしれない。
奥さんは結核を患い命を懸けて自分を愛してくれ
飛行機を飛ばす自分の夢を共に追いかけてくれたのに
結局最期を看取る事は出来なかった。
飛行機も戦争の道具となり自分の元には戻らず
奥さんも自分の元を離れていってしまったけれど
生きていかなければいけない。
人生は思うようにはいかないけれど
でも生きなくちゃいけない。
生きていくということに
覚悟を決めるという事なんじゃないかと思った。
最後のユーミンの主題歌で涙が出てしまいました。
中学生３人組（男子）にはちょっと厳しかったんじゃないかと思う。

星は・・・難しいなぁ・・・
これは宮崎駿さんが誰かのために作ったんじゃなく
ホントに自分が描きたいことを映画にしたんだと思うので
私が星なんてつけちゃ失礼なのかも。
なのでつけません。あしからず。