タガタメ

『アイシテル～海容～』を見ました。
まだ第１話なのにかなり重い内容でした。

子供が子供を殺害するという話。
加害者の家がすごくゆがんでいるようには見えないかった。
ごくごくありふれた家庭に見えた。
付属の小学校に通わせてお母さんはパートに出て
お父さんは日曜日にゴルフに出かける。
お母さんはパートを少し増やそうかと思ってはいるけど
一般的なサラリーマンの家庭に見える。
でも、その家の一人息子が小学２年生の男の子を殺害してしまった。
被害者の男の子は典型的な末っ子で
お母さんもお父さんもとてもかわいがっている。
それもごくごく当たり前な家庭に見えた。
だけど、そんな２つの家庭が被害者と加害者になってしまった。

加害者も被害者も交互に映していくので見ているこちらは本当に複雑な気持ちになる。
ただ、加害者よりに話がならなければいいなぁと思う。
『海容』とは海のように広い心で相手の過ちを許す事・・・だそうです。
加害者の男の子は生き続けなくてならず確かに更正して許していくべきでしょう。
でも、被害者の両親からしたらそれは一生許す事のできないことだろうと思う。
だからこそキレイ事終らせてはいけない。
こういう事件が起きないようにヒントが見えるものであって欲しい。
最後まで見届けようと思う。



うちの娘も小学５年生。
身につまされる思いです。